"面躯 (study)"


FLASH1299号 写真:時事通信より














山形県鶴岡市 王祇会館より


夏目漱石 デスマスク 新海竹太郎作・1916年(個人蔵)


ここではひとつの問が成立するように、顔面を用いたイメージが構築されている過程を羅列する。

それは人間の内面には何があるのか、という問である。例えば人間の躯体の内部は骨格や筋肉、神経によって私たちを支えている。
一方で人間の精神の内面には何があるのか。あるいは何によって私たちの精神が成っているのか。仮にそうした依拠しているものがあるとしたとき、それは一体何なのかという問である。

このイメージでは目と口、主に表情をつくりだす要素ー内面を示す要素を虚にすることによって、
表情ー内面を「ないもの」のように提示する。その「不在」によって、逆説的に当たり前に存在しているように思われる「何か」が暗示されるのではないか。

In this project, there are some images of mask with human face to engage in my art making to answer the question;
what is that “something” which fundamentally supports human beings from the inside?
For example, in anatomy, bones and muscles support our body and its weight, therefore we can move freely.
But what supports our spirit?
I would like to make “something” which supports the human being,
or be “someone” whom the human being relies on.
For this purpose, eyes and mouth are removed and are seem to be void.
It seems that important things is like “absence” on their face.
In those image, “absence” would suggest us “presence” paradoxically.

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